ソフトバンク、BBバックボーンのsXGP販売業務を承継へ
- 2025年01月31日
- SoftBank-総合
SoftBank Corp.は同社の完全子会社であるBB BACKBONE Corp.からsXGP事業の販売などに関する業務を承継すると発表した。
SoftBank Corp.は2025年1月29日に開催した取締役会でSoftBank Corp.を承継会社、BB BACKBONE Corp.を分割会社とする吸収分割の実行によってBB BACKBONE Corp.が行うsXGP事業の販売などに関する業務を承継することを決議したと案内している。
吸収分割の効力発生日は2025年4月1日の予定である。
SoftBank Corp.では会社法796条第2項に基づく簡易分割で、BB BACKBONE Corp.では会社法784条第1項に定める略式分割となる。
そのため、SoftBank Corp.およびBB BACKBONE Corp.ともに分割契約承認に関する株主総会は行わない。
sXGPは1.9GHz帯の周波数を利用して免許不要でプライベートネットワークを構築できる法人向けのサービスである。
PHSの後継サービスとして医療機関や建設業界などで幅広く採用されているという。
sXGP事業はBB BACKBONE Corp.が展開しているが、SoftBank Corp.が展開するソリューションとの相乗効果の最大化や運営の合理化を目的としてSoftBank Corp.がBB BACKBONE Corp.からsXGP事業の販売などに関する業務を承継することになった。
なお、sXGPは第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と互換を有する規格である。
バンド番号はTDDのBand 39であるため、Band 39に対応した携帯端末でsXGPを利用できる場合がある。
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