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インドネシア政府がBWA向けに1.4GHz帯を割当へ、FWA用途の5Gを想定



インドネシアの政府機関で電気通信分野などの規制を司る通信デジタル省(Ministry of Communication and Digital Affairs)はデータ通信に特化したBWA向けの周波数として1.4GHz帯を割当する計画であることが分かった。

通信デジタル省は通信業界の関係者を招待して1.4GHz帯の割当に関する進捗を共有したという。

インドネシア政府は手頃な料金の固定ブロードバンドの普及を目標に掲げている。

通信デジタル省ではインドネシア政府の目標の達成に向けて、2025年前半に1.4GHz帯をBWA向けに割当する意向を固めた。

1.4GHz帯は周波数オークションの形式で割当する計画である。

第5世代移動通信システム(5G)の無線方式であるNR方式を導入できるようTDDで80MHz幅を確保する方向で準備を進めている。

地域ごとに最大2者に1.4GHz帯を割当する計画で、主に固定無線アクセス(FWA)の用途で利用することを想定している。

過去にインドネシアでは2.3GHz帯をBWA向け周波数として割当していた。

インドネシア全土を15の地域に分けて各地域で最大2者に2.3GHz帯を割当しており、多くは固定無線アクセスの用途でWiMAX方式もしくは第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式を導入していた。

しかし、周波数の再編で2.3GHz帯はインドネシア全土を対象とする携帯電話向けの周波数となった。

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