NTTドコモ、ベトナムでデータ通信を利用しづらい状況が解消

NTT DOCOMOは同社が提供する国際ローミングであるWORLD WINGに関する通信障害などの情報を同社の公式ウェブサイトに掲載している。
2025年3月14日付けでベトナムでWORLD WINGを利用時にデータ通信を利用しづらい状況が発生していると案内していたが、2025年3月14日付けで情報を更新しており、データ通信を利用しづらい状況が解消したという。
約1週間で復旧したことになる。
ベトナムでは過去にもデータ通信を利用しづらい状況が発生しており、直近では2024年12月19日から2025年1月6日まで継続していた。
なお、データ通信を利用しづらい状況が発生した原因は公表されていない。
ベトナムでWORLD WINGを利用時はベトナムのViettel Group (軍隊工業通信グループ)の支店であるViettel Telecom Corporation – Branch of Viettel Group、VNPT VinaPhone Corporation、MobiFone Corporation、Vietnamobile Telecommunicationsが対象の移動体通信事業者(MNO)となる。
参考までに、無線方式はViettel Telecom Corporation – Branch of Viettel Groupでは第2世代移動通信システム(2G)のGSM方式、第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式、第5世代移動通信システム(5G)のNR方式、VNPT VinaPhone CorporationではGSM方式、第3世代移動通信システム(3G)のW-CDMA方式、LTE方式、NR方式、MobiFone CorporationではW-CDMA方式およびLTE方式、Vietnamobile TelecommunicationsではGSM方式、W-CDMA方式、LTE方式を利用できる。
Viettel Telecom Corporation – Branch of Viettel GroupおよびVNPT VinaPhone CorporationではWORLD WINGでNR方式を利用できる5G国際ローミングにも対応することになる。
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