ベトナム航空、航空機内でViettelのSIMカードを販売開始
- 2025年05月06日
- 海外携帯電話

ベトナムの航空会社であるVietnam Airlines (ベトナム航空)は航空機内でトラベルSIMカードの販売を開始したと発表した。
トラベルSIMカードはベトナムのViettel Group (軍隊工業通信グループ)の従属会計単位で同国の移動体通信事業者(MNO)であるViettel Telecom Corporation – Branch of Viettel Groupが提供する外国人観光客向けのSIMカードである。
ベトナム国内で利用することを目的としており、物理的なSIMカード、いわゆるpSIMで提供する。
Viettel Telecom Corporation – Branch of Viettel Groupが提供する第5世代移動通信システム(5G)も利用できる。
Vietnam Airlinesは同社の航空機内でトラベルSIMカードを購入することで、ベトナム国内の空港に到着後すぐに利用できるため、空港で手間を省けると案内している。
トラベルSIMカードにはSIMピンおよび説明書も付属するため、使い方も容易という。
なお、Vietnam Airlinesは日本とベトナムの直行便を運航しており、日本の空港としては大阪府に所在する関西国際空港、千葉県に所在する成田国際空港、東京都に所在する東京国際空港、愛知県に所在する中部国際空港、福岡県に所在する福岡空港に乗り入れている。
詳細な路線としてはベトナムの首都・ハノイ市に所在するノイバイ国際空港と関西国際空港、成田国際空港、東京国際空港、中部国際空港、福岡空港、ダナン市に所在するダナン国際空港と関西国際空港および成田国際空港、ホーチミン市に所在するタンソンニャット国際空港と関西国際空港、成田国際空港、中部国際空港、福岡空港の路線に就航している。
Vietnam AirlinesおよびViettel Groupはベトナム政府が所有する国有の会社であるが、所有する政府機関は異なり、Vietnam Airlinesは財務省(Ministry of Finance)、Viettel Groupは国防省(Ministry of National Defence)が所有する。
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