カタールのVodafone Qatar、5G拡大でノキアを選定
- 2025年06月05日
- 海外携帯電話

カタールの移動体通信事業者(MNO)であるVodafone Qatarは第5世代移動通信システム(5G)の拡大などに向けて主要なベンダとしてフィンランドのNokia Solutions and Networksを選定したことが分かった。
Nokia Solutions and NetworksはVodafone Qatarから通信設備の近代化に係る主要なベンダとして選定されたと案内している。
Vodafone QatarおよびNokia Solutions and Networksはカタール全土を対象とする通信設備の近代化に係る契約を締結したという。
カタール全土でVodafone Qatarの通信設備の近代化をNokia Solutions and Networksが主導することになる。
通信設備の近代化にはコアネットワークの更新、5Gのカバレッジおよびキャパシティの拡大などが含まれる。
Vodafone Qatarは2019年8月25日に5Gのを商用化した。
中国のHuawei Technologies (華為技術)と締結した契約に基づきHuawei Technologiesと協力して5Gを導入したが、5Gの拡大ではNokia Solutions and Networksと協力することになった。
なお、携帯通信事業では英国(イギリス)のVodafone Groupが保有するVodafoneの商標を利用しているが、Vodafone Groupとは資本関係がない。
過去にはVodafone Groupと資本関係を有したが、Vodafone Groupと資本関係の解消に伴いブランドパートナー契約を締結しており、Vodafone Qatarではブランドパートナー契約に基づきVodafoneの商標を利用する。
これまでに、Nokia Solutions and Networksはカタールの移動体通信事業者であるOoredooにも5Gの通信設備を供給しているため、Nokia Solutions and Networksとしてはカタールの移動体通信事業者は全社に5Gの通信設備を供給することになる。
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