キューバで公衆無線LANを解禁、PCやスマートフォンなどで利用可能に
- 2015年06月21日
- その他モバイル端末
キューバにおけるすべての電気通信事業を司る国営のEmpresa de Telecomunicaciones de Cuba S.A.(ETECSA)は2015年7月よりキューバ国内で公衆無線LANを解禁すると発表した。
2015年1月にキューバで公衆無線LANが解禁されると噂された際には公式に否定する声明を発表したが、それから約半年となる2015年7月にようやく公衆無線LANの解禁が実現することになった。
公衆無線LANのSSIDはWIFI_ETECSAで、利用料は1日あたり2キューバ兌換ペソ(約246円)となる。
これまでキューバでは無線LANの利用が制限されており、無線LANの利用は十数件の高級ホテルなど一部に限られていた。
また、キューバではインターネット利用所が存在するが、利用料金が高いためにインターネット普及率が世界や近隣諸国と比べて著しく遅れている。
公衆無線LANは無線LANに対応したパソコン、スマートフォン、タブレットなどで利用可能で、公衆無線LANを設置することでインターネット普及率の大幅な向上を見込めるとしている。
キューバ国内の35ヶ所に公衆無線LANを設置することが決まっている。
なお、Empresa de Telecomunicaciones de Cuba S.A.はブランド名をCubacelとして移動体通信サービスも提供しており、2015年に入ってからは無線LANに対応したスマートフォンの販売も開始している。
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