SprintがB25/B26/B41のトライバンドLTEに対応した端末を発表
- 2013年05月24日
- 海外携帯電話
Sprint NextelはトライバンドLTEに対応した端末を発表した。
現在サービスを提供しているLTE 1900(B25) MHzと将来的にサービスを開始するLTE 850(B26) MHzに加えて、ClearwireのLTE 2500(B41) MHzに対応するとのことだ。
FDD方式とTDD方式の両方に対応することとなり、LTE 1900(B25) MHzとLTE 850(B26) MHzはFDD方式で、LTE 2500(B41) MHzはTDD方式である。
尚、LTE 850(B26) MHzはLTE 850(B5) MHzとLTE 800(B6) MHzや日本で使っているLTE 800(B18/B19) MHzも内包し、LTE 2500(B41) MHzはTDD方式のLTEと互換性を有するとされているAXGP 2500 MHzと同じ周波数帯である。
トライバンドLTEに対応した端末としては、3機種のデータ通信専用端末が用意されている。
モバイル無線LANルータが2機種と、USBモデム型データ通信端末が1機種である。
Nobatel Wireless製の「MiFi 500 LTE by Novatel Wireless」とNETGEAR製の「NETGEAR Zing Mobile Hotspot」がモバイル無線LANルータで、NETGEAR製の「NETGEAR 341U USB Modem」がUSBモデム型データ通信専用端末となっている。
いずれもLTE 2500(B41)/1900(B25)/850(B26) MHzに加えて、CDMA2000 1900(BC1)/800(BC0/BC10) MHzにも対応している。
MiFi 500 LTE by Nobatel WirelessはGPSに対応している。
電池容量は1800mAhとなっている。
NETGEAR Zing Mobile Hotspotはタッチパネル対応の液晶を搭載している。
GSM 1900/1800/900/850 MHzにも対応しており、国際ローミングが可能となっている。
電池容量は2500mAhとなっている。
NETGEAR 341U USB Modemは液晶を搭載しており、電波強度やデータ通信量を端末で表示することが可能である。
これらの端末は2013年の夏に発売される予定である。
サービス開始前の周波数帯については、サービス開始後に利用可能となる。
・Sprint Nextel
http://newsroom.sprint.com/article_display.cfm?article_id=2600
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