北朝鮮のスマホArirang AS1201・Pyongyang2404とタブレットAchim AC-01-191の保護シートを作ってもらった
朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮)を訪問した際に購入してきたUniscope Technologies (Qidong) (啓東優思通信)製のスマートフォン「Arirang AS1201 (アリランAS1201/아리랑AS1201)」、ZTE (中興通訊)製のスマートフォン「Pyongyang2404 (ピョンヤン2404/평양2404)」、Achim-Panda Computer Joint Venture Company (アチム・パンダ・コンピュータ合営会社/아침 판다콤퓨터합영회사)製のタブレット「Achim AC-01-191 (アチムAC-01-191/아침AC-01-191)」の保護シートを京都のビザビ(Vis-a-Vis)さんに作成してもらった。
Twitterでの告知内容によると、マイナーな機種でも端末を貸し出すと数日で保護シートを作成してもらえるようである。
マイナーな機種の保護シートなんて海外でもあまり売っていないので、これはマイナーな機種を利用する人にとっては嬉しいことである。
ただ、「アリラン級にマイナーなものはご勘弁ください」とのことで、残念ながらArirang AS1201は最初からお呼びでなく非常に頼みづらかったが、これはネタ振りと勝手に解釈しておくことにした。
ビザビを運営するミヤビックス(MIYABIX)のM谷さん(社長)を交えて大阪で焼肉を食べる機会があったので、Arirang AS1201、Pyongyang2404、Achim AC-01-191を持参したところ、保護シートを作成していただけることになった。
余談ではあるが、焼肉は非常に美味しく、沖縄の件など様々な話題で盛り上がって大変楽しかったことを報告しておく。
Arirang AS1201、Pyongyang2404、Achim AC-01-191の3台とも貸し出したところ、数日後に保護シートが貼られた状態で返送していただいた。
端末には低反射タイプの保護シートを貼っていただき、さらには高光沢タイプの保護シートが1枚ずつ同梱されていた。
あらかじめ貼っていただいた低反射タイプの保護シートを剥がすのがもったいなくて、高光沢タイプの保護シートは試せていなかったりする。
それでは、保護シートを貼っていただいたArirang AS1201を少し紹介する。
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保護シートを貼っていると言わなければ分からないくらいに余白が狭く仕上げられている
画像を見ていただければ分かるが、フロントパネルは隅の余白が狭くなるよう仕上げられており、またフロントカメラ、センサ類、スピーカーの切り抜きは精度が高く、個人的には満足度が非常に高い商品であると感じている。
Pyongyang2404やAchim AC-01-191は外部媒体で記事を公開する予定であり、ここでは詳細な画像の掲載は控えるが、Arirang AS1201の保護シートと同様に精度が高く仕上げられていた。
各機種用の保護シートはすでに商品化済みで、いずれもOverLay Brilliantシリーズ、OverLay Plusシリーズ、OverLay Magicシリーズ、OverLay Eye Protectorシリーズの4種類が販売されている。
それぞれ高光沢や低反射など異なる特徴があり、触り心地や見え方も違うため、好みに応じて選べば良いだろう。
ビザビさんの商品ページへのリンクは下記の通りである。
Vis-a-Vis (ビザビ) 本店 – Arirang AS1201
Vis-a-Vis (ビザビ) 本店 – Pyongyang2404
Vis-a-Vis (ビザビ) 本店 – Achim AC-01-191
普通に考えて日本でArirang AS1201、Pyongyang2404、Achim AC-01-191を所有している人は極めて少ないだろうが、せっかく作成していただいたので売れてほしいと心の底から願っている。
精度が高い保護フィルムでフロントパネルのサイズ感が分かるので、保護シートだけでも記念に入手しておくのはいかがでしょうか。
また、訪朝の計画がある人は保護シートを買ってから訪朝し、プレゼントしてみると面白いかもしれない。
北朝鮮ではスマートフォンを使う人が大幅に増加しており、指導員や在外朝鮮公民の親族の方などがArirang AS1201やPyongyang2404を使っている可能性はゼロではなく、保護シートをプレゼントすれば大変喜ばれることは間違いないだろう。
なお、Arirang AS1201はUniscope U1201、Uniscope U1203、Uniscope U1205と共通の筐体であり、Pyongyang2404はZTE V808と共通の筐体であるため、Arirang AS1201用はUniscope U1201、Uniscope U1203、Uniscope U1205、Pyongyang2404用はZTE V808でも使えることになるので、これらのスマートフォンを所有している人も購入しておけば満足できるはずである。
在庫が余ればすべて買い取って訪朝しようと思っていたため、すべて受注生産品ということで少し安心していたりする。
最後に、誰がどう考えても需要がない機種であるにも関わらず、保護シートを作成してくれたM谷さんには深く感謝いたします。
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