Sony Xperia Z1 LTE C6903 レビュー
- 2013年10月23日
- Android関連
Sony Mobile Communicationsが主催したXperia タッチ&トライ」ブロガーミーティングに参加してスマートフォン「Sony Xperia Z1 (C6903)」に触れる機会があった。
今回は写真を中心に簡単なレビューを掲載する。
Sony Xperia Z1はSony Mobile CommunicationsのフラッグシップとなるスマートフォンでOne Sonyをコンセプトとして開発された。
デザイン面ではSony Xperia Zから大きく変わっていないように見えるかもしれないが、実はデザイン面でもかなり注力したという。
カラーバリエーションはPurpleとBlackとWhiteの3色が用意されている。
フロントのベゼルはどの色も黒色なので、フロントから見ると各色の個性は分かり辛いかもしれない。
PurpleはSony Xperia ZのPurpleとは異なった色の紫色となっており、Sony Xperia Zと比べて少し青味が増した印象である。
最近のSony Mobile CommunicationsのスマートフォンはカラーバリエーションにPurpleが用意されており、人気を集めているという。
他のメーカーのスマートフォンにおいては紫色は少なく、個性を主張する色になっていることは確かだろう。
個人的にはBlackの印象が非常に良かった。
深みがある黒色で、3色の中では最も質感が良く感じた。
Whiteも用意されている。
3色ともリアパネルはガラスが用いられている。
Sony Xperia Z1ではリアパネルにガラスを用いたり、サイドフレームにアルミを用いることで存在感や高級感を高めており、オムにバランスデザインと呼んでいる。
サイドフレームはアンテナを兼ねており、質感だけではなく実用性も兼ねた合理的な設計としている。
Sony Xperia SPでは電波の感度が非常に悪かったが、フレームにアンテナを兼ねた設計でどのくらい良くなっているのか楽しみなところである。
通知LEDはディスプレイの上部に備えている。
この光り方は嫌いではない。
ユーザインタフェースは少し変更されているが、特に大きく変わった印象はなかった。
ロック解除画面やホーム画面はこれまでのXperiaシリーズのユーザインタフェースを踏襲している。
Xperiaを使った経験があれば慣れたユーザインタフェースで使えるが、新鮮味が少々足りないと感じるところでもある。
当然ながらスタミナモードにも対応している
ただ、個人的にはスタミナモードのような機能を制限する省電力モードを使ってまでスマートフォンを使いたいとは思わない。
ネットワークを検索すると多くのネットワークを検出した。
検出しただけで接続を確立するかどうかは確認していないが、おそらく可能だろう。
認証情報は電磁的表示に対応している。
Xperiaシリーズのスマートフォンでも認証情報の電磁的表示は標準となっている。
端末情報を表示したところである。
モデル番号はC6903、OSのバージョンはAndroid 4.2.2 Jelly Bean Version、ビルド番号は14.1.G.2.187である。
製品版のバージョンとは異なる場合があるので注意してもらいたい。
Service Menuから対応するモバイルネットワークの周波数帯を表示することが可能である。
国際向けのモデルだけあって、多くの周波数帯に対応する。
これが1台あれば世界の広い地域で利用することが可能だろう。
Sony Xperia SPとサイズを比較してみた。
ディスプレイのサイズも大きいだけあって、Sony Xperia Z1の方が筐体も大きい。
裏返して比較してみた。
質感はSony Xperia Z1の方が高く感じた。
SIMカードのサイズはMicro SIM (3FF)を採用している。
サイドに備えるSIMカードスロット上にラベルが貼られている。
Sony Xperia Z1の投入と同時にアクセサリも揃えられている。
レンズスタイルカメラは話題を呼んだ製品の一つである。
Sony Xperia Z1にレンズスタイルカメラを装着したところ。
実はレンズスタイルカメラをスマートフォン本体に装着せず、分離させて使用することも可能となっている。
例えば、ファインダーとなるディスプレイ部分が見えにくい場合にレンズスタイルカメラを分離して、スマートフォンのディスプレイ部を見やすい位置に持ってきて撮影するような使い方も実現できる。
専用の卓上ホルダも用意されている。
卓上ホルダは横向きに置くタイプで、充電接点にはマグネットを搭載して置いた時にズレないように設計されている。
Sony Xperia Z1は筐体サイズが大きくて重量感もあり、またサイドの形状があまり丸みを帯びていないことからも、持ちにくい印象を持った。
ただ、質感は良くて動作面でも非常に良くなっていたので、フラッグシップとしてふさわしいスマートフォンであると感じた。
日本市場向けに発表される前に中国の北京市内にあるSony製品取扱店を見たのであるが、スタッフはSony Xperia Z1が描かれたTシャツを着用しており、店内はSony Xperia Z1を手に取って試す客で溢れていた。
Sony Xperia Z1の注目度は日本のみならず世界でも高いのは確かだろう。
完成度は十分に高いと思うので、世界市場での健闘も期待したいところである。
日本市場においてはNTT docomo向けのSony Xperia Z1 SO-01FとKDDI向けのSony Xperia Z1 SOL23が展開される。
今回のレビューで登場したSony Xperia Z1は国際向けのC6903であり、日本向けの2モデルとは仕様が違う点もあるので注意してもらいたい。
以上、簡単なレビューを書いてみたので、適当に参考にでもしていただければ幸いである。
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