KDDIと沖縄セルラー電話向けと思われるSamsung Galaxy Z Flip7 FEが技適通過
- 2025年08月09日
- KDDI-SAMSUNG

総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は電波法に基づく技術基準適合証明などを受けた機器の情報を更新した。
KDDI CORPORATIONおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone Company (沖縄セルラー電話)向けと思われる韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「SM-F761J」が2025年3月21日付けでTUV Rheinland Japanを通じて電波法に基づく工事設計認証を受けたことが分かった。
工事設計認証番号は005-103649である。
携帯通信網はLTE (FDD) B1/B3/B8/B18/ B19/B21/B26/B28, LTE (TDD) B41/B42で工事設計認証を受けている。
Bluetoothおよび無線LANの周波数でも工事設計認証を受けたが、無線LANの周波数は2.4GHz帯に限り通過している。
SM-F761Jは未発表端末の型番である。
Samsung Electronicsの型番規則を考慮すると、SM-F761から始まる型番はSamsung Galaxy Z Flip7 FEに割当しており、末尾がJの型番はKDDI CORPORATIONおよびOkinawa Cellular Telephone Company向けとなる。
そのため、KDDI CORPORATIONおよびOkinawa Cellular Telephone Company向けのSamsung Galaxy Z Flip7 FEとなることが分かる。
なお、携帯通信網は第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式、無線LANは2.4GHz帯に限定して工事設計認証を受けているが、試作段階では一部の周波数に限定して工事設計認証を受ける事例は珍しいことではない。
海外ではSamsung Galaxy Z Flip7やSamsung Galaxy Z Fold7と同時にSamsung Galaxy Z Flip7 FEも発表したが、日本ではSamsung Galaxy Z Flip7 FEは同時には発表していない。
そのため、製品化に関しては定かではないが、少なくともKDDI CORPORATIONおよびOkinawa Cellular Telephone Company向けにSamsung Galaxy Z Flip7 FEの開発の計画が存在するもしくは存在したことは確かである。
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