Google Nexus 5の対応周波数一覧
- 2013年11月01日
- Android関連
GoogleはLG Electronics製のスマートフォン「Google Nexus 5」を発表した。
型番はLG-D820とLG-D821が用意されており、通信方式や対応周波数が異なっている。
それぞれの対応する通信方式や対応周波数を掲載しておく。
■LG-D820
LTE 2100(B1)/1900(B2/B25)/1700(B4)/850(B5/B26)/800(B19)/700(B17) MHz
TD-LTE 2500(B41) MHz
W-CDMA 2100(I)/1900(II)/1700(IV)/900(VIII)/850(V)/800(VI/XIX) MHz
GSM 1900/1800/900/850 MHz
CDMA2000 1900(BC0)/800(BC0/BC10) MHz
■LG-D821
LTE 2600(B7)/2100(B1)/1800(B3)/900(B8)/850(B5)/800(B20) MHz
W-CDMA 2100(I)/1900(II)/1700(IV)/900(VIII)/850(V)/800(VI) MHz
GSM 1900/1800/900/850 MHz
日本の移動体通信事業者における対応状況は下記の通りである。
SoftBankとeAccessについては相互接続も含めて記載する。
■NTT docomo
LG-D820
LTE 2100(B1)/800(B19) MHz
W-CDMA 2100(I)/800(VI/XIX) MHz
LG-D821
LTE 2100(B1)/1800(B3) MHz
W-CDMA 2100(I)/800(VI) MHz
■KDDI
LG-D820
LTE 2100(B1) MHz
CDMA2000 800(BC0) MHz
LG-D821
LTE 2100(B1) MHz
■SoftBank
LG-D820
LTE 2100(B1) MHz
W-CDMA 2100(I)/900(VIII) MHz
LG-D821
LTE 2100(B1)/1800(B3)/900(B8) MHz
W-CDMA 2100(I)/900(VIII) MHz
■eAccess
LG-D820
W-CDMA 2100(I)/900(VIII) MHz
LG-D821
LTE 1800(B3) MHz
W-CDMA 2100(I)/900(VIII) MHz
公式スペック通りであれば上記の通りになる。
認証機関による情報と違う点としては、LG-D820にLTE 800(B18) MHzの対応表記が見られないくらいで、その他は概ね事前情報と相違点はない。
各対応周波数を見れば分かるが、KDDIのSIMカードであればLG-D820、SoftBank及びeAccessのSIMカードであればLG-D821を選択すべきと考えられる。
NTT docomoの場合はLTE 800(B19) MHzとW-CDMA 800(XIX) MHzを使いたければLG-D820、LTE 1800(B3) MHzを使いたければLG-D821を選べば良いだろう。
LTE 800(B19) MHzは全国的に展開しており、単独エリアは少ないもののLTE 2100(B1) MHzと重複してカバーされている場合が多い。
W-CDMA 800(VI) MHzとW-CDMA 800(XIX) MHzはFOMAプラスエリアであるが、非常に大雑把な分け方をするとW-CDMA 800(VI) MHzはルーラルエリアに多く、W-CDMA 800(XIX) MHzは都市部にも多い傾向である。
LTE 1800(B3) MHzはエリアが限られているものの、NTT docomoは20MHz幅*2の帯域幅で利用しているので、LTE UE Category 4に対応したGoogle Nexus 5であれば下り最大150Mbps/上り最大50Mbpsと日本最高速のモバイル通信が利用可能となる。
あまり重要なことではないが、LTE 800(B19) MHzとLTE 1800(B3) MHzはLTE 2100(B1) MHzとの重複エリアが多く、W-CDMA 800(XIX) MHzはW-CDMA 2100(I) MHzとの重複エリアが多いことを付け加えておく。
最後に、ハードウェア的に対応していれば必ず利用可能とは限らないので注意しておきたいところ。
・Google
http://www.google.com/nexus/5/
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