韓国でGalaxy Note7の購入者に貸し出す代替機が不足
- 2016年09月11日
- 海外携帯電話
韓国のSamsung Electronicsは韓国国内においてスマートフォン「Samsung Galaxy Note7」の購入者に対して代替機を提供しているが、代替機が不足している状況であることが韓国メディアの報道で分かった。
韓国を中心として世界各地で電池の欠陥が原因でSamsung Galaxy Note7が爆発する事故が相次いで発生し、Samsung Electronicsは一部の国を除いて世界的にSamsung Galaxy Note7の販売停止とリコールを決定したが、その後に米国の政府機関がSamsung Galaxy Note7の使用を全面的に中止するよう勧告しており、Samsung Electronicsは各国当局の動きを踏まえて韓国の消費者に対してSamsung Galaxy Note7の使用を中止するよう案内した。
Samsung ElectronicsはSamsung Galaxy Note7の使用を中止するよう求めるとともに、安全対策済みのSamsung Galaxy Note7との交換を開始するまで代替機を貸し出す。
韓国では2016年9月19日より安全対策済みのSamsung Galaxy Note7との交換を開始する予定であるため、代替機の貸し出しの受け付けは2016年9月18日まで、返却期限は2016年9月30日までに設定されている。
Samsung ElectronicsのサービスセンターではSamsung Galaxy Note7と同等のハイエンドのスマートフォンを貸し出すとのことで、Samsung Galaxy S7またはSamsung Galaxy S7 edgeを用意している。
しかし、ハイエンドの代替機を十分に用意できないことから、その他の販売代理店では基本的に下位のSamsung Galaxy Aシリーズを貸し出すが、それでも不足する場合はさらに下位のSamsung Galaxy Jシリーズを貸し出すことに決めたという。
この代替機の貸し出しに関するポリシーはすべての販売代理店で共通であり、販売現場で混乱が生じないよう販売代理店に対しては代替機の貸し出しに関する基本的な対応が事前に通知されているという。
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