香港PCCWがCSLを買収へ
- 2013年12月21日
- 海外携帯電話
香港の移動体通信事業者であるPCCWは同じく香港の移動体通信事業者であるCSLを買収することで合意したと発表した。
具体的にはPCCWは移動体通信事業を展開する子会社のHKTがCSLの全株式を取得する予定である。
PCCWは香港で5位の移動体通信事業者で、5社の移動体通信事業者が存在する香港では最下位である。
一方のCSLは香港では首位の移動体通信事業者で、one2freeや1O1O1といったブランドで展開している。
豪州の移動体通信事業者であるTelstraの子会社で、早期にTelstraとのLTE国際ローミングも実現していた。
香港では一番最初にVoLTEを導入することも明かしている。
TelstraはCSLを売却することで豪州以外での移動体通信事業から撤退する。
買収総額は24億2500万米ドル(約2500億円)となり、Telstraは6億豪ドル(約560億円)の売却益を計上する模様である。
PCCWがCSLの買収に成功すれば、香港における移動体通信事業でのシェアは4割近くに達する見通しである。
・PCCW
http://www.pccw.com/staticfiles/HKTCorpsite/About%20HKT/Investor%20Relations/Announcements%20&%20Notices/2013/Dec/c_HKT_PCCW_JA_FINAL%20VERSION_20Dec13.pdf
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