総務省消防庁がJアラートの受信可否の確認手順と対策を案内
- 2017年05月12日
- docomo-総合, KDDI-総合, MVNO, SoftBank-総合
総務省消防庁(Fire and Disaster Management Agency:FDMA)はJアラートの受信可否の確認手順と受信不可もしくは受信可否が不明な場合の対策を公開した。
大量破壊兵器の運搬手段の発射情報をはじめとする国民保護情報をJアラートで発信しており、総務省消防庁から移動体通信事業者(MNO)を経由するエリアメールまたは緊急速報メールによりスマートフォンを含めた携帯電話に配信している。
携帯電話の多くの機種がエリアメールまたは緊急速報メールを受信できるが、一部で受信できない機種も存在するため、総務省消防庁は受信可否の確認手順と受信不可もしくは受信可否が不明な場合の対策をまとめたという。
MNOを使用している場合、MNOが販売した携帯電話を利用していれば、多くの機種がエリアメールまたは緊急速報メールを受信可能で、MNOは公式ウェブサイトでエリアメールまたは緊急速報メールの対応機種のリストを掲載しており、総務省消防庁はそのページのURLを案内している。
対応機種の一覧を掲載したページは下記の通りである。
NTT docomo
au
SoftBank
Y!mobile
仮想移動体通信事業者(MVNO)を使用している場合、米国のAppleが提供するiPhoneシリーズの携帯電話は基本的に受信可能としている。
OSにAndroidを採用した携帯電話であれば、MNOにより販売された端末をそのMNOのネットワークを利用したMVNOで使用する場合、またはMVNOがエリアメールまたは緊急速報メールの受信を確認している場合は受信可能であるが、前者の場合はMNOが受信を保証しているわけではない。
これらの確認手順を踏まえたうえで、受信不可もしくは受信可否が不明な場合、民間事業者のアプリやメールもしくは地方公共団体の登録制メールを利用するよう案内している。
民間事業者のアプリの例としてはYahoo!防災速報を挙げており、下記からインストールできる。
地方公共団体の登録制メールに関しては、一部の都道府県および市町村が実施しており、居住する都道府県および市町村の公式ウェブサイトなどで確認するよう案内している。
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