ミャンマーのOoredoo Myanmarが2017年前半の業績を発表、加入件数は初めて減少
- 2017年07月28日
- 海外携帯電話
カタールのOoredooは2017年前半の業績を発表し、それに伴いOoredooの全額出資子会社でミャンマー(ビルマ)のOoredoo Myanmarの2017年前半の業績が判明した。
2017年前半の売上高は前年同期比13%減の6億2,370万カタールリヤル(約191億1,657万円)、EBITDAは前年同期の310万カタールリヤル(約9,502万円)の赤字から4,420万カタールリヤル(約13億5,474万円)の黒字転換を果たし、EBITDAマージンは7%となった。
2017年第2四半期末の事業データも開示されている。
携帯電話サービスの加入件数は前四半期末の9,341,058件から8,327,244件に減少した。
携帯電話サービスの加入件数のうち、ポストペイド契約は前四半期末の9,490件から8,642件に減少し、プリペイド契約は前四半期末の9,331,568件から8,318,602件に減少している。
ポストペイド契約の比率は0.1%で、プリペイド契約の比率は99.9%と圧倒的多数の状況にある。
Ooredoo Myanmarの事業開始以降、初めて加入件数が減少しており、2016年第2四半期末に近い水準まで減らした。
ミャンマーではSIMカードの実名登録を義務化し、2017年3月31日までに実名登録が未完了のSIMカードは無効化の処理を進めており、SIMカードの無効化が影響して加入件数が大幅に減少したと思われる。
ミャンマーチャット(MMK)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)は4,129ミャンマーチャット(約338円)となり、低下傾向が続いている。
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