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T-Mobile USとSprintの合併新会社、DTとSBGともに持ち分比率30%台の可能性も



米国の移動体通信事業者であるT-Mobile USとSprintの合併に向けてT-Mobile USの親会社であるドイツのDeutsche Telekom (DT)とSprintの親会社である日本のSoftBank Group (SBG)が交渉を重ねていることが分かっているが、Deutsche TelekomとSoftBank Groupはともに合併後の企業の持ち分比率は30%台となる可能性が浮上した。

SoftBankはSprintの市場価値を高く評価した取引は期待しておらず、Sprintを現在の時価総額もしくはそれに近い水準で評価した取引を受け入れる意向という。

Sprintの時価総額を約340億米ドル(約3兆8,078万円)で評価して取引した場合、SoftBank Groupの持ち分比率は約33%となり、Deutsche Telekomの持ち株会社は約39%となる模様である。

ただ、Deutsche TelekomはSprintを現在の時価総額より低く評価した取引を強く求めており、もしDeutsche Telekomが求める条件で取引となればSoftBank Groupは合併後の企業の持ち分比率が30%以下となる可能性がある。

SoftBank GroupはSprintの市場価値を低く評価した取引は受け入れない見込みであることも伝えられている。

Bloomberg

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