NTTドコモがお台場エリアでコネクテッドカー実現に向けた5G実証実験に成功
- 2017年11月07日
- docomo-総合
NTT DOCOMOはToyota Motor Corporation、Ericsson、Intel Corporationと自動車における第5世代移動通信システム(5G)の活用に向けた実証実験を開始し、小型車載アンテナを用いて複数の5G基地局に跨る走行実験に成功したと発表した。
実証実験は5Gの候補周波数として有力視される28GHz帯を用いて、2017年11月2日に東京臨海副都心地区(お台場・青梅地区)で開始し、5Gにおける超高速、大容量通信、超低遅延、多接続などの性能を生かしたコネクテッドカーにおける通信性能や将来的なサービスの可能性を検証したという。
Ericssonの協力のもとで3ヶ所に5G実験基地局を設置し、Intel Corporationが提供する全長約25cmの360度対応小型車載アンテナヘッドを利用して、公道を走行する実験用測定車と5Gによる通信を行った。
時速約30kmで走行する実験用測定車との間で下り1Gbps/上り600Mbpsの超高速通信を実現し、車上から4K画質のライブ映像の伝送に成功したことで、走行中に連続して通信を行うコネクテッドカーの基本的な性能検証を確認したという。
また、小型車載アンテナを用いた通信に成功したことで、2020年に商用化を目指す5Gの商用環境に近い状況でコネクテッドカーの実現可能性を立証したとのことである。
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