ブロードコムがクアルコムに買収を提案したと発表、総額は15兆円弱に
- 2017年11月07日
- その他モバイル端末
米国のBroadcomは米国のQualcommに対して買収を提案したと正式に発表した。
BroadcomはQualcommの株主に対して1株あたり70米ドル(約8,000円)、うち60米ドル(約6,900円)を現金、10米ドル(約1,100円)をBroadcomの株式で支払うことを提案している。
2017年11月2日のQualcommの株価の終値に28%のプレミアムを上乗せした水準での提案となり、純債務の引き継ぎも含めると取引総額は1,300億米ドル(約14兆8,368億円)となる。
BroadcomはQualcommが保有する移動体通信分野の事業をBroadcomのポートフォリオに加えることで、先進的で多様化した半導体企業を形成できるとアピールしている。
また、QualcommもBroadcomから買収の提案を受領したことを発表しており、Qualcommの株主にとって最善の利益を追求するために提案の評価を進めるという。
Qualcommは取締役会による評価が終わるまで、さらなるコメントは避けると案内している。
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