KDDIがIoT向けセルラーLPWA通信サービスKDDI IoTコネクト LPWA (LTE-M)を提供
- 2017年11月16日
- KDDI-総合
KDDIはKDDI IoTコネクト LPWA (LTE-M)の提供を開始すると発表した。
KDDI IoTコネクト LPWA (LTE-M)は携帯電話網を活用したIoT向け通信技術であるセルラーLPWA (Low Power Wide Area)通信サービスである。
LTE-MはLTE UE Category M1またはeMTCとしても知られる3GPPの標準規格で、省電力かつ広域なカバレッジを特徴とする。
低消費電力技術のeDRX (extended Discontinuous Reception)およびPSM (Power Saving Mode)、カバレッジ拡張技術のCoverage Enhancementも導入している。
KDDI IoTコネクト LPWA (LTE-M)ではWEB上のサービスポータルから回線の開通や停止、リセット、リアルタイムのデータ通信量の監視、トラフィックレポートのダウンロード、SIMカードのオンライン発注など豊富な回線管理機能を遠隔で利用できるため、運用状況に応じて柔軟な運用や設定変更が可能となる。
専用料金プランは月間データ通信量が10KBまでのLPWA10、100KBまでのLPWA100、500KBまでのLPEA500を用意している。
1回線あたりの月額料金は契約回線数で異なり、LPWA10は契約回線数が1~1万回線で100円、1万1~20万回線で90円、20万1回線~50万回線で80円、50万1~100万回線で70円、100万1~500万回線で60円、500万1回線以上が40円となる。
LPWA100は契約回線数が1~1万回線で150円、1万1~20万回線で135円、20万1回線~50万回線で120円、50万1~100万回線で105円、100万1~500万回線で90円、500万1回線以上が60円である。
LPWA500は契約回線数が1~1万回線で200円、1万1~20万回線で180円、20万1回線~50万回線で160円、50万1~100万回線で140円、100万1~500万回線で120円、500万1回線以上が80円となっている。
1KBあたりの超過データ通信量はLPWA10が10円、LPWA100が1.5円、LPWA500が0.4円に設定されている。
2018年1月より提供を開始する予定である。
また、KDDI IoTコネクト LPWA (LTE-M)の提供に伴い、2018年1月よりIoT機器と通信モジュールを遠隔で管理可能できるKDDI IoTコネクト デバイス管理 (LTE-M)も提供する。
KDDI IoTコネクト デバイス管理 (LTE-M)ではデバイス状態管理、デバイス遠隔設定、ファームウェア更新(FOTA)の機能を利用できる。
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