ビジョンAIや6GB RAMを搭載したLG V30S ThinQを発表
- 2018年02月25日
- Android関連
韓国(南朝鮮)のLG ElectronicsはFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/GSM端末「LG V30S ThinQ」を発表した。
LG V30+のアップグレード版となるスマートフォンである。
OSにはAndroid 8.0 Oreo Versionを採用する。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 835 Mobile Platform (MSM8998)を搭載している。
CPUはクアッドコアの2.45GHzとクアッドコアの1.9GHzで計オクタコアとなっている。
ディスプレイは約6.0インチQHD+(1440*2880)有機ELで、画素密度は538ppiとなる。
アスペクト比が18:9のOLED FullVisionを採用し、フロントのディスプレイ占有率を高めている。
カメラはリアに約1600万画素CMOSイメージセンサと約1300万画素CMOSイメージセンサからなるデュアルカメラ、フロントに約500万画素CMOSイメージセンサを備える。
AI (人工知能)を活用したビジョンAIをカメラに導入しており、カメラを被写体に向けると自動的に被写体を認識して人物、食品、動物、風景、都市、花、日の出、日没など8の撮影モードから最適な撮影モードを自動的に選択し、画角、彩度、反射光、逆光などを考慮して被写体の特徴を最も生かせるよう撮影できる。
1億枚を超える写真データの解析を通じて、1,000あまりの解析アルゴリズムを開発してビジョンAIを実装した。
また、カメラで撮影すると被写体情報の検索やQRコードの検出なども行える。
通信方式はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/GSM方式に対応している。
LTE DL Category 16およびLTE UL Category 13に対応し、下りはキャリアアグリゲーション(CA)を高度化した4コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(4CC CA)、256QAM、4×4 MIMO、上りはCAや64QAMを利用可能で、通信速度は下り最大1Gbps/上り最大150Mbpsとなる。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)も利用できる。
SIMカードのサイズはNano SIM (4FF)サイズを採用する。
Bluetooth 5.0や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)やNFC Type A/Bにも対応している。
システムメモリの容量は6GBで、内蔵ストレージの容量は128GBである。
外部メモリを利用可能としており、microSDカードスロットを搭載する。
IP68に準拠した防水性能や防塵性能に加えて、米国の政府機関である国防総省(Department of Defense:DoD)が制定したMIL-STD-810Gに準拠した耐衝撃性能を備える。
電池パックは内蔵式で、容量は3300mAhとなっている。
急速充電のQualcomm Quick Charge 3.0や無線充電を利用できる。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用している。
生体認証としては指紋認証と顔認証に対応する。
音声AIアシスタントも強化しており、LG Electronicsが独自で展開するAIプラットフォームのブランド名であるLG ThinQをペットネームに取り入れた。
カラーバリエーションはNew Moroccan BlueとNew Platinum Grayの2色展開である。
2018年3月9日に韓国で発売し、欧州や米国でも順次発売する予定と案内している。
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