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韓国でWiBroの周波数をLTEに再割当案、WiBro加入件数は全盛期の3割に減少



韓国(南朝鮮)の政府機関で電気通信分野を司る科学技術情報通信部(Ministry of Science and ICT:MSIT)はWiBroの周波数をLTEに再割当する方針を示したことが分かった。

WiBroはWiMAXをベースに韓国電子通信研究院(Electronics and Telecommunications Research Institute:ETRI)が主導して開発を進め、2006年にSK TelecomとKTが商用化した。

周波数は2.3GHz帯を利用しており、帯域幅はSK Telecomに27MHz幅、KTに30MHz幅が割り当てられているが、2019年にそれぞれ一部の帯域を回収してLTEに再割当する案を用意しているという。

2018年1月末時点でWiBroの加入件数は334,957件まで減らし、それに伴いトラヒックも大幅に減少しており、周波数の利用効率の向上およびLTEのトラヒック増大に対応するため、周波数を再割当する案が出ている。

なお、WiBroで利用する2.3GHz帯はLTEに転用すれば、TD-LTE方式の2.3GHz帯(Band 40)で利用できる。

WiBroの全盛期は2012年から2013年で、2013年1月時点では1,046,639件の加入件数を記録したが、すでに加入件数は全盛期の32%程度まで減少したことになる。

科学技術情報通信部

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