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韓国のKTが2019年3月に5Gを商用化すると発表



韓国(南朝鮮)の移動体通信事業者(MNO)であるKTは第5世代移動通信システム(5G)を2019年3月に商用化すると発表した。

KTは2018年2月に韓国の江原道で開催された2018平昌冬季オリンピック大会、2018年3月に韓国の江原道で開催された2018平昌冬季パラリンピック大会で5Gネットワークを運営し、5Gネットワークは正常に動作したと報告するとともに、その経験に基いて2019年3月に5Gを商用化するという。

2018平昌冬季オリンピック大会および2018平昌冬季パラリンピック大会では平昌5G規格に準拠した5Gネットワークを運営しており、KTは韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)や米国のIntelなどと共同でPyeongChang 5G Special Interest Group (KT 5G-SIG)を結成して平昌5G規格を策定した。

5Gの国際標準規格の策定前に5Gネットワークを運営するための手段として平昌5G規格を策定したが、平昌5G規格の85%が2017年12月に策定が完了した3GPPのNSA 5G NRに反映されており、KTは5Gネットワークの運用を通じて5Gの商用化に向けた知見を蓄積できたと主張している。

KTは5Gソリューションの開発を80%の水準まで完了しており、5Gソリューションの開発は2018年第3四半期中に完了する予定で、2018年第3四半期より5Gの商用化に向けた本格的な試験を開始するという。

韓国では5G向けに3.5GHz帯および28GHz帯を割り当てる予定で、KTは3.5GHz帯と28GHz帯のいずれかまたは両方で5Gを商用化する見込み。

KT

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