チリの携帯電話事業者Entelが競合のWOMを提訴、嫌がらせ行為で
- 2018年04月12日
- 海外携帯電話
チリの移動体通信事業者(MNO)であるEntel PCS Telecomunicacionesはサンティアゴ第7民事裁判所で同国の移動体通信事業者であるWOMを相手に提訴したことが外国メディアの報道で分かった。
これまで両社はTwitter上で喧嘩したことはあるが、Entel PCS Telecomunicacionesは法定で争う決断を下した。
Entel PCS Telecomunicacionesの主張によると、WOMはEntel PCS Telecomunicacionesに対して嫌がらせ行為を繰り返しており、WOMの行為は法律・制度で許容されず、広告倫理綱領にも反するという。
具体的にはWOMはEntel PCS TelecomunicacionesのCMを明らかに模倣したCMを流したほか、Entel PCS Telecomunicacionesを嘲笑して評判を損なうような内容のCMも流した。
また、WOMはEntel PCS Telecomunicacionesが所有するTorre Entel (Entel Tower)にWOMのロゴを投影する嫌がらせも行った。
ロゴの投影は単なる嫌がらせだけではなく、Entel PCS Telecomunicacionesの所有物を無断でWOMの広告掲示に利用したとしても問題となっている。
Entel PCS Telecomunicacionesは訴状でWOMに対して嫌がらせ行為をすぐに停止し、WOMの行為で生じた損害の賠償を求めている。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。