ベトナムでSIMカードの利用に顔写真の提出を義務化
- 2018年04月12日
- 海外携帯電話
ベトナムでSIMカードを利用するにあたり顔写真の提出を義務化することが分かった。
ベトナムの政府機関で電気通信分野などを管轄する情報通信省(Ministry of Information and Communications:MIC)はSIMカードの利用者に対して、2018年4月24日までに顔写真の登録を完了させるよう案内している。
顔写真の登録はViettel Telecom、VNPT – VinaPhone、MobiFone、Vietnamobile、GTEL-Mobileのすべての移動体通信事業者(MNO)が対象で、またプリペイド契約とポストペイド契約の両方が対象となり、SIMカードの利用者は氏名、IDカードの情報、顔写真のすべてを登録する必要がある。
なお、ベトナムのIDカードを所有していない外国人の場合、旅券を本人確認書類として利用できる。
移動体通信事業者によって顔写真の登録方法は異なり、移動体通信事業者の実店舗のほか電子メールやアプリケーションなどオンラインでも登録を受け付ける。
実店舗で登録する場合は基本的に配備されたウェブカメラで顔写真を撮影して登録を行う。
利用者の情報が未登録または登録が不完全な場合、SMSなどを通じて登録を実施するよう通知を配信している。
登録の期限は2018年4月24日となり、通知から15日以内に登録を完了しない場合は発信を利用不可し、さらに15日以内に登録を完了しない場合は強制的に解約となる。
登録の過程で不正が確認された場合、政令49/2017/ND-CP号に基づく処分を受ける場合があるため注意しておきたい。
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