タイのdtac TriNetとTOTが2.3GHz帯のローミングで合意、dtac TriNetがTD-LTEを導入へ
- 2018年04月24日
- 海外携帯電話
タイのTotal Access Communicationの子会社で同国の移動体通信事業者(MNO)であるdtac TriNetおよびdtac TriNetの子会社であるTeleAssetsはタイの移動体通信事業者で国有企業であるTOTと2.3GHz帯の国内ローミングと通信設備の貸し出しに係る契約を締結した。
TOTは第4世代移動通信システム(4G)向け周波数として2.3GHz帯の64MHz幅をTDDで保有しており、実際には64MHz幅のうち60MHz幅を4Gで利用できる。
これまでTOTは2.3GHz帯の利用で提携する移動体通信事業者を募集していた。
dtac TriNetを事業提携先に選定して交渉に入り、ようやく正式な2.3GHz帯の利用に係る契約の締結に達した。
TeleAssetsはTOTに通信設備を貸し出し、dtac TriNetはTOTが運用する2.3GHz帯をローミングで利用する。
TOTはタイ全土で2.3GHz帯を利用して4Gを運用する計画で、具体的にはTD-LTE方式の2.3GHz帯(Band 40)を運用し、実質的にdtac TriNetはdtacブランドのサービスでTD-LTE方式を導入することになる。
なお、TOTはTotal Access Communicationに少数株主として資本参加している。
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