NTTドコモ、PREMIUM 4Gを下り最大988Mbps/上り最大75Mbpsに高速化
- 2018年05月16日
- docomo-総合
NTT DOCOMOはPREMIUM 4Gとして提供するLTEサービスの通信速度を下り最大988Mbpsへ高速化すると正式に発表した。
従来の下り最大788Mbpsから25%超の高速化となる。
キャリアアグリゲーション(CA)を高度化した3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(3CC CA)に加えて、すべての搬送波で256QAMおよび4×4 MIMOを適用して下り最大988Mbpsを実現している。
3CC CAの組み合わせはCA_3A-42Cで、具体的にはFDD-LTE方式の1.8GHz帯(Band 3)の20MHz幅が1搬送波、TD-LTE方式の3.5GHz帯(Band 42)の20MHz幅が隣接した2搬送波となる。
下り最大788Mbpsでは3.5GHz帯の2搬送波のみ4×4 MIMOを適用したが、新たに1.8GHz帯でも4×4 MIMOを実装しており、下り最大988Mbpsでは1.8GHz帯と3.5GHz帯のすべての搬送波で4×4 MIMOを適用する。
LTE DL Category 18に対応した端末で下り最大988Mbpsとなり、対応機種はHUAWEI P20 Pro HW-01K、Galaxy S9 SC-02K、Galaxy S9+ SC-03K、AQUOS R2 SH-03K、Xperia XZ2 SO-03K、Xperia XZ2 Premium SO-04Kを用意している。
日本の移動体通信事業者(MNO)によるデータ通信サービスの通信速度としては下り最大988Mbpsが最速となる。
また、上りの通信速度も高速化し、従来の下り最大50Mbpsから下り最大75Mbpsとする。
上りで64QAMを実装しており、1.8GHz帯の20MHz幅の搬送波では上り最大75Mbpsで利用できる。
LTE UL Category 5に対応した端末で上り最大75Mbpsとなり、対応機種はHUAWEI P20 Pro HW-01K、Galaxy S9 SC-02K、Galaxy S9+ SC-03K、AQUOS R2 SH-03K、Xperia XZ2 SO-03K、Xperia XZ2 Premium SO-04K、Xperia XZ2 Compact SO-05Kを用意している。
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