タイのTrue Corporation、1.8GHz帯の周波数オークションは不参加に

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タイのTrue Corporationは同社および同社の子会社が1.8GHz帯の周波数オークションに参加しない方針であることを発表した。

True Corporationは周波数オークションの入札条件およびTrue Corporationとその子会社が保有する周波数資産を総合的に精査した結果、1.8GHz帯の周波数オークションには参加しない方向で検討しているという。

1ロットあたりの最低入札額は374億5,700万タイバーツ(約1,293億円)と高額で、周波数オークションに参加すると財務状況を圧迫する恐れがあり、また顧客数やデータ通信量の増大に対応できる周波数資産を保有しており、2026年まで満期を迎える周波数資産がないため、周波数オークションの参加は見送りが適当と判断した。

また、競合他社の財務状況を圧迫する目的で、周波数オークションに参加して入札価格を釣り上げることもしないと説明している。

True Corporationは2015年第4四半期に開催された1.8GHz帯と900MHz帯の周波数オークションにおいて、子会社のTrue Move H Universal Communication (TUC)を通じて1.8GHz帯と900MHz帯の両方を獲得しており、ネットワークの強化を加速して移動体通信サービスの顧客数ではタイで2位に上がった。

ただ、四半期ベースでしばしば赤字を記録するなど財務状況の改善が求められている。

タイでは2018年8月4日に周波数オークションを開催する予定で、タイの政府機関で電気通信分野の規制を担う国家放送通信委員会(National Broadcasting Telecommunications Commission：NBTC)が主催する。

TrueMove H

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