128GBの内蔵ストレージを搭載したLG V35+ ThinQを発表
- 2018年05月31日
- Android関連
韓国のLG ElectronicsはFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/GSM端末「LG V35+ ThinQ」を発表した。
LG Vシリーズで展開するハイスペックなスマートフォンである。
LG V35 ThinQの上位版となるが、基本的には内蔵ストレージの容量以外は共通となる。
OSにはAndroid 8.0 Oreo Versionを採用する。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 845 Mobile Platform (SDM845)で、CPUはオクタコアとなっている。
ディスプレイはFullVision Displayと呼ばれる約6.0インチQHD+(1440*2880)有機ELを搭載している。
アスペクト比が18:9のディスプレイとなり、画素密度は538ppiに達する。
カメラはリアに2個の約1600万画素CMOSイメージセンサからなるデュアルカメラ、フロントに約800万画素CMOSイメージセンサを備える。
リアのデュアルカメラは標準レンズと超広角レンズのカメラで構成される。
通信方式はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/GSM方式に対応している。
LTE DL Category 18およびLTE UL Category 13に対応し、下りはキャリアアグリゲーション(CA)を高度化した4コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(4CC CA)、256QAM、4×4 MIMO、上りはCAにおよび64QAMを利用可能で、通信速度は下り最大1.2Gbps/上り最大150Mbpsとなる。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)を利用できる。
SIMカードのサイズはNano SIM (4FF)サイズを採用する。
Bluetooth 5.0や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)やNFC Type A/Bにも対応している。
システムメモリの容量は6GBで、内蔵ストレージの容量は128GBである。
外部メモリを利用可能としており、microSDカードスロットを搭載する。
IP68に準拠した防水性能や防塵性能に加えて、米国の政府機関である国防総省(Department of Defense:DoD)が制定したMIL-STD-810Gに準拠した耐衝撃性能を備える。
電池パックは内蔵式で、容量は3300mAhとなっている。
急速充電のQualcomm Quick Charge 3.0や無線充電に対応する。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用している。
生体認証は指紋認証と顔認証を利用できる。
音響性能も強化されており、32bitのHi-Fi Quad DACを搭載する。
カメラなどにAI (人工知能)を導入しており、LG Electronicsが独自で展開するAIプラットフォームのブランド名であるLG ThinQをペットネームに取り入れる。
カラーバリエーションはNew Aurora BlackとNew Platinum Grayの2色展開となる。
2018年6月より順次発売する計画である。
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