豪州・パースの鉄道事業者がファーウェイと4G LTE構築で契約へ
- 2018年06月16日
- 海外携帯電話
豪州の西オーストラリア州政府傘下の組織で西オーストラリア州の州都・パースで交通機関の運営などを担うTransperthは中国のHuawei Technologies (華為技術)とLTEネットワークの構築で契約する見込みであることが豪州メディアの報道で分かった。
Huawei Technologiesと中国のZTE (中興通訊)が受注に向けて争い、最終的にHuawei Technologiesが受注を勝ち取る公算が大きいという。
これまでにHuawei Technologiesは中国政府の諜報活動への関与が疑われており、豪州では国家安全保障上の観点から重要なプロジェクトにHuawei Technologiesを参画させるべきではないとの意見が出ている。
国家安全保障の専門家はTransperthとHuawei Technologiesの契約に強い反発を示したが、それを念頭に西オーストラリア州政府は特定の企業の名前を挙げずに、豪州連邦政府機関および民間のセキュリティの専門家から助言を受けたうえでの判断と説明しており、Huawei TechnologiesがTransperthより受注を勝ち取ることは確実視されている。
なお、Transperthは鉄道の運行業務などで利用する無線通信にLTEネットワークを活用する計画である。
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