アゼルバイジャンのSAZZが4G LTEサービスを開始、3.5GHz帯と3.7GHz帯を利用
- 2018年07月03日
- 海外携帯電話
アゼルバイジャンの移動体通信事業者(MNO)でSAZZブランドを展開するAzQtelはLTEサービスの提供を開始した。
周波数はTD-LTE方式の3.5GHz帯(Band 42)と3.7GHz帯(Band 43)を利用している。
これまでWiMAX方式のサービスも提供しており、WiMAX方式で利用する周波数の一部をLTE方式に転用した。
そのため、従来のWiMAX方式のサービスとは区別するため、LTEサービスはSAZZ TDD-LTEとして展開する。
LTEサービスの月額料金は25アゼルバイジャンマナト(約1,600円)で、データ通信容量は無制限となるが、通信速度は最大30Mbpsに設定されている。
まずは固定通信向けにLTEサービスを提供しており、対応端末としては据置型無線LANルータを用意している。
LTEサービスの開始当初はアゼルバイジャンの首都・バクーとその近郊都市がLTEサービスの提供エリアとなっている。
なお、TD-LTE方式の通信設備はイスラエルのTelrad Networksより調達した。
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