ZTEが3ヶ月ぶりに事業再開
- 2018年07月17日
- 海外携帯電話
中国のZTE (中興通訊)は約3ヶ月ぶりに主要な事業を再開したことが分かった。
ZTEおよび同社が直接出資する完全子会社で中国のZTE Kangxun Telecommunications (深圳市中興康訊電子)は2018年4月15日付けで米国の政府機関である商務省(Department of Commerce:DOC)傘下の産業安全保障局(Bureau of Industry and Security:BIS)よりDenied Persons Listとして掲載されたため、輸出管理規則(Export Administration Regulations:EAR)の対象品目の取り扱いが禁じられて主要な事業を停止していた。
しかし、ZTEおよび商務省の和解に係る合意に基づき、2018年7月13日付けでZTEおよびZTE Kangxun TelecommunicationsはDenied Persons Listの指定を解除された。
これにより、ZTEおよびZTE Kangxun Telecommunicationsは輸出管理規則の対象品目の取り扱いが可能となり、約3ヶ月ぶりに主要な事業を再開した。
主要な事業の再開後、ZTEは中国の移動体通信事業者(MNO)であるChina Mobile Communications Group (中国移動通信集団:CMCG)より通信設備の発注を受けたことが分かっている。
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