北朝鮮のSTAR JVに出資するLoxpac Hong Kongが2017年通年の業績を発表
- 2018年07月24日
- DPRK
香港特別行政区のLoxpac Hong Kongは2017年通年の業績を発表した。
売上高は前年比109.3%増の798,019ユーロ(約1億380万円)となった。
純損益は前年比300.0%増で40万ユーロ(約5,203万円)の黒字となり、前年比で黒字転換を果たした。
また、2017年12月31日時点で払込資本は前年同期と変わらず600万ユーロ(約7億8,050万円)、総資産は前年同期比20%増の1,200万ユーロ(約15億6,100万円)、総負債は前年同期比33.3%増の400万ユーロ(約5億2,029万円)である。
Loxpac Hong Kongは旧社名がLoxley Pacific Hong Kongで、主要事業は朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮)の電気通信分野への投資となり、北朝鮮のKorea Posts and Telecommunications Corporation (朝鮮逓信会社:KPTC)と合営でSTAR JOINT VENTUREを設立した。
なお、Korea Posts and Telecommunications Corporationは北朝鮮の政府機関で電気通信分野の規制を担う逓信省(Ministry of Posts and Telecommunications:MPT)が全額出資する国営企業である。
STAR JOINT VENTUREは北朝鮮の首都・平壌直轄市に本社を置く企業で、出資比率はLoxpac Hong Kongが70%、Korea Posts and Telecommunications Corporationが30%となっている。
2010年10月10日にインターネットサービスプロバイダ(ISP)として北朝鮮で事業を開始した。
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