台湾大哥大が2019年に球場で5G NRのネットワークを構築へ
- 2018年07月31日
- 海外携帯電話
台湾の移動体通信事業者(MNO)であるTaiwan Mobile (台湾大哥大)は新北市に位置する新莊棒球場で第5世代移動通信システム(5G)の試験用ネットワークを構築すると明らかにした。
新莊棒球場では2019年第1四半期末前後に5Gの基地局の設置を完了する予定という。
超高速、超低遅延、大容量、多接続など5Gの特徴を生かし、VR (仮想現実)、自由視点映像、4K解像度の高精細な映像の配信など、スポーツにおける新たなエンターテインメント体験の提供に向けた実験や検証を行う。
通信方式は5Gの要求条件を満たすために3GPP (3rd Generation Partnership Project)で規定されたNR方式となる。
NR方式のNSA (ノンスタンドアローン)に準拠したネットワークを構築する計画とのことである。
NSAはNR方式の機能のうちLTE方式との連携を含む重要機能が規定されている。
これまでに、Taiwan Mobileは2020年前後に5Gを商用化する方針を示しており、台湾の政府機関で電気通信分野などの規制を担う国家通訊伝播委員会(National Communications Commission:NCC)は2019年末までに5G向け周波数の割当と5Gのライセンスの交付を実施する見込み。
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