韓国のLG Display、iPhoneに有機ELディスプレイを供給へ
- 2018年09月14日
- その他モバイル端末
韓国のLG Displayは米国のAppleにiPhone向けの有機ELディスプレイを供給することが韓国メディアの報道で分かった。
LG Displayが製造するスマートフォン向けの有機ELディスプレイはLG Displayと同じくLG Groupである韓国のLG Electronicsに対して最初に供給し、その後に中国のHuawei Technologies (華為技術)に対しても供給を開始していた。
Appleに対しては韓国のSamsung Displayが独占的に供給していたが、LG DisplayはAppleによる有機ELディスプレイの品質基準を満たし、第2のサプライヤとして有機ELディスプレイを供給することが決まったとのことである。
市場調査会社の分析によると、Apple iPhone Xの製造原価は370.25米ドル(約41,000円)で、そのうち有機ELディスプレイが110米ドル(約12,000円)となり、構成部品のうち最も高価な部品が有機ELディスプレイとされている。
Samsung Displayの独占が崩壊することで、有機ELディスプレイの供給単価が下がり、将来的には小幅ながらも価格に反映される可能性があるという。
また、LG Displayとしては品質基準が厳しいAppleより認められたことで、グローバルな顧客の拡大に繋がるとの期待も出ている。
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