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韓国のLG Uplus、ファーウェイの5G基地局を採用



韓国の移動体通信事業者(MNO)であるLG Uplus (LG U+)は第5世代移動通信システム(5G)基地局のベンダを選定したことが韓国メディアの報道で分かった。

5G基地局の選定では中国のHuawei Technologies (華為技術)を採用するかどうか注目が集まったが、LG UplusはHuawei Technologiesを採用する決断を下したという。

LG Uplusは韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)、フィンランドのNokia、そしてHuawei Technologiesを採用し、スウェーデンのEricssonは不採用とする模様である。

韓国ではSK TelecomとKTはSamsung Electronics、Nokia、Ericssonの採用を決めており、Huawei Technologiesは不採用としていた。

Huawei Technologiesについては国家安全保障上の懸念が指摘されており、韓国でもHuawei Technologiesの採用に反発する意見も出たが、LG Uplusは第三国の検証期間による検証結果も踏まえて問題ないと判断した。

5Gの通信方式は3GPP (3rd Generation Partnership Project)で5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式を採用するが、LTE方式と連携したノンスタンドアローン(NSA)を導入する。

そのため、LTE方式の基地局でHuawei Technologiesを採用したLG Uplusは5GでもHuawei Technologiesの採用が有力とされていた。

なお、LG Uplusは韓国の首都・ソウル特別市の江西区麻谷洞にあるLG Science Parkで5Gの試験ネットワークを構築しており、試験ネットワークではHuawei Technologiesの基地局を使用しているという。

毎日経済

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