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逮捕のファーウェイ副会長、イランMCIへ禁輸品の売却に関与か


中国のHuawei Technologies (華為技術)で副董事長および最高財務責任者(CFO)を務める孟晩舟が米国政府の要請でカナダ当局に逮捕されたが、イランの移動体通信事業者(MNO)に対する米国製品の売却に関与していた可能性が浮上した。

外国メディアが2013年1月に報道したHuawei Technologiesによるイランへの輸出について、孟晩舟の関与が報じられていたので紹介する。

香港特別行政区に本社を置くSKYCOM TECH. (星通技術)はHuawei Technologiesと緊密な関係を有すると疑われている。

そんなSKYCOM TECH.はイランの首都・テヘランに事務所を設置しており、テヘランの事務所を通じてイランの移動体通信事業者(MNO)であるMobile Telecommunication Company of Iran (MCI)に対して、少なくとも130万ユーロ(約1億6,673万円)に相当するHPの機器の販売を提案したという。

米国政府はイランに対する制裁措置の一環で、イランを仕向地とする米国製品の輸出を一部の条件を除いて禁じており、米国企業であるHPの製品は禁輸の適用対象である。

そのため、本来はHPの製品はイランに輸出できず、もちろんHPも直接的または間接的を問わずイランの企業への販売は認めていない。

SKYCOM TECH.の提案書には少なくとも13ページにわたりHuawei confidential (Huawei 社外秘)と記され、Huawei Technologiesのロゴも掲載されていたという。

Huawei TechnologiesおよびSKYCOM TECH.はイランの企業にHPの機器を販売していないと否定し、Huawei TechnologiesはSKYCOM TECH.を主要な現地パートナーと説明したが、Huawei TechnologiesおよびSKYCOM TECH.の説明は完全に信頼できるものではない。

2007年時点でHuawei Technologiesの親会社がSKYCOM TECH.の全株式を保有しており、香港特別行政区の登記当局に提出された資料からは、キャシー・メンが2008年2月から2009年4月までSKYCOM TECH.の取締役に就任した事実も確認されている。

キャシー・メンはHuawei Technologiesの創業者のひとりで人民解放軍出身の任正非の娘であり、逮捕された孟晩舟の英名である。

これらの事実から、Huawei TechnologiesとSKYCOM TECH.は主要な現地パートナーを超えた緊密な関係で、Huawei Technologiesはイランへ輸出するにあたり隠蔽工作するためSKYCOM TECH.を利用した可能性が考えられる。

孟晩舟はイランへの輸出で米国政府の制裁措置への違反を理由に逮捕されたと報じられているが、6年近く前の時点で孟晩舟がイランへの輸出に関与した疑惑が取り沙汰されており、米国政府の捜査で孟晩舟の関与や指揮が確認されたのならば、逮捕は仕方ないように感じる。

REUTERS

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