ファーウェイとスカイコム・テックの関係、新たな証拠が見つかる
- 2018年12月11日
- 海外携帯電話
中国のHuawei Technologies (華為技術)のイラン事業に関与したとされる香港特別行政区のSKYCOM TECH. (星通技術)に関して、Huawei TechnologiesとSKYCOM TECH.の関係を裏付ける新たな証拠が発掘された。
これまでにSKYCOM TECH.はイランの首都・テヘランに事務所があり、Huawei TechnologiesはSKYCOM TECH.のテヘランの事務所を通じてイランに輸出した疑惑が報じられている。
Huawei TechnologiesはSKYCOM TECH.を主要な現地パートナーと説明していたが、各登記当局で開示された情報からSKYCOM TECH.の全株式をHuawei Technologiesの親会社が保有した期間が存在し、さらにHuawei Technologiesの人員がSKYCOM TECH.の董事も兼任した事実も確認済みである。
そのため、SKYCOM TECH.は事実上のHuawei Technologiesの支配下にあったと疑われているが、香港特別行政区メディアが新たな証拠を出している。
新たな証拠はSKYCOM TECH.がドメインを登録した際の情報から判明した。
SKYCOM TECH.はskycom.com.hkのドメインを登録したが、その際にドメインの管理人の電子メールアドレスとしてhuawei.comのドメインを持つ電子メールアドレスが登録された。
また、管理人の氏名はHuawei Technologiesの知識産権部の弁護士と一致するという。
Huawei Technologiesは単なる主要な現地パートナーにすぎない会社のドメインの登録や管理まで行うのだろうか。
様々な証拠からSKYCOM TECH.はHuawei Technologiesの支配下にあったとの見方がさらに強まっている。
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