フランス大手のOrange、5Gでファーウェイを採用せず
- 2018年12月15日
- 海外携帯電話
フランスの移動体通信事業者(MNO)であるOrangeは第5世代移動通信システム(5G)の通信設備で中国のHuawei Technologies (華為技術)を採用しない方針を示したことが外国メディアの報道で分かった。
Orangeの最高経営責任者(CEO)はフランスの首都・パリで外国メディアの取材に応じ、5GでHuawei Technologiesを呼び寄せるつもりはないと表明したという。
第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式でもHuawei Technologiesを採用していないが、5GでもHuawei Technologiesを採用する計画はないと述べた。
また、セキュリティ上の懸念は正当な行為であるとの見解も示した。
Orangeは従来よりHuawei Technologiesの通信設備を採用していないが、5Gでも採用しない方針を確認したことになる。
5Gでは従来のパートナーであるスウェーデンのEricssonおよびフィンランドのNokiaと協力していると明らかにした。
Orangeはフランスのほかに傘下企業を通じて多くの国や地域で移動体通信事業を展開している。
フランス以外ではOrangeの傘下企業の5GにHuawei Technologiesが関与することを期待すると述べた。
フランスにおけるOrangeの方針はフランス政府の要請に沿ったとの報道もある。
Orangeを含めた移動体通信事業者各社は政府が中国企業を排除する方針を示せばそれに従うしかないだろう。
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