米AT&T、12月21日に5Gサービスを開始
- 2018年12月19日
- 海外携帯電話
米国の移動体通信事業者(MNO)であるAT&T Mobilityは第5世代移動通信システム(5G)サービスを2018年12月21日に開始すると発表した。
2018年12月21日よりAT&T Mobilityが本社を置くテキサス州ダラスのほか、テキサス州ウェーコ、テキサス州ヒューストン、テキサス州サンアントニオ、ジョージア州アトランタ、ノースカロライナ州シャーロット、ノースカロライナ州ローリー、インディアナ州インディアナポリス、オクラホマ州オクラホマシティ、フロリダ州ジャクソンビル、ケンタッキー州ルイビル、ルイジアナ州ニューオーリンズの12都市で5Gサービスの提供を開始することが決まっている。
また、2019年上半期にはネバダ州ラスベガス、カリフォルニア州ロサンゼルス、カリフォルニア州サンディエゴ、カリフォルニア州サンフランシスコ、カリフォルニア州サンノゼ、テネシー州ナッシュビル、フロリダ州オーランドを5Gサービスの提供エリアとする計画である。
AT&T Mobilityは米国で最初かつ唯一の標準のモバイル5Gと案内している。
米国ではVerizon Wirelessとして事業を行うCellco Partnershipが2018年10月1日よりVerizon 5G Homeとして5Gサービスを開始した。
しかし、Verizon 5G HomeはCellco Partnershipが開発を主導した独自規格の5GTF方式で、固定通信向けとなる。
AT&T Mobilityは標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)で5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式を採用し、固定通信ではなく移動体通信向けに提供する。
対応端末はモバイル無線LANルータを用意しており、まずは選択された個人または法人の顧客が利用できる。
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