ソフトバンク(SBKK)が株式上場
- 2018年12月19日
- SoftBank-総合
SoftBank Group (以下、SBG)の子会社であるSoftBank (以下、SBKK)は東京証券取引所第1部に上場した。
SBKK株は2018年12月19日の9時より取引を開始している。
また、東京証券取引所ではSBKKの上場を祝う上場セレモニーも開かれた。
SBKKの銘柄コードは9434である。
初値は1,463円と公開価格の1,500円を下回り、午前の終値は1,360円となった。
公開価格を決定してから、日本全国に影響を及ぼした大規模な通信障害が発生し、日本政府による事実上の中国通信大手の排除や米国政府の要請などを受けて通信設備の調達や投資の計画に見直しを迫られるなど、相次いで懸念材料が出たことが響いたと思われる。
SBKKは日本におけるSBGの中心的な事業会社として移動体通信事業、固定通信事業、ブロードバンド事業、ソフトウェアの卸販売事業などを展開する。
これからも通信事業のさらなる成長を目指すほか、戦略的持株会社であるSBGとそのグループ会社との協働による新事業の育成を通じて企業価値の向上も目指すという。
SBGおよびSBKKはSBKKの普通株式を上場することで、グローバルな規模で投資に邁進するSBGと、グループの通信事業分野で中核的な存在であるSBKKの役割と価値を明確に分け、結果として各事業内容をより分かりやすく市場に訴求する狙いがある。
また、SBKKは株式上場を通じてより自律的な経営視点と成長戦略を持ち、各グループ会社との事業シナジーを追求して幅広い領域へ機動的に事業展開することで、さらに強固な経営基盤を持つ事業会社を目指すと表明している。
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