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ロシアのTele2 Russiaが450MHz帯で政府向けLTEネットワークを構築へ


ロシアの移動体通信事業者(MNO)でTele2 Russiaブランドを展開するT2 Mobileはロシア全土で政府機関などを対象としたLTEネットワークを構築することがロシア国営メディアの報道で分かった。

周波数は450MHz帯を利用するため、FDD-LTE方式のBand 31を導入することになる。

ロシアの政府機関であるデジタル発展・通信・マスメディア省(Minister of Digital Development, Communications and Mass Media)の付属機関で周波数の割当などを行う国家無線周波数委員会(State Commission on Radio Frequencies)が450MHz帯の運用について決定を下し、T2 MobileがロシアのRostelecomおよびロシアのRussian Television and Radio Broadcasting Network (RTRS)と協力して政府機関などを対象としたLTEネットワークを構築する計画を決定した。

T2 Mobileは移動体通信事業者としての知見を生かしてLTEネットワークの構築を主導し、Rostelecomは基地局を収容する独自の光ファイバ回線を提供する。

なお、T2 Mobileの親会社で持ち株会社であるロシアのT2 RTK HoldingにはRostelecomが第2の株主として出資しており、Rostelecomの出資比率は45%となっている。

Russian Television and Radio Broadcasting Networkはロシア全土に通信塔などの設備を保有しており、基地局の設置場所として通信塔を貸し出す計画である。

ロシアでは80の地域で450MHz帯を割当しており、そのうちT2 Mobileを含むT2 RTK Holdingの子会社が76の地域で450MHz帯を保有し、そのうちの一部ではLTEサービスを提供している。

T2 Mobileは450MHz帯でLTEネットワークを運用する経験があり、またT2 Mobileを完全所有するT2 RTK Holdingは政府系企業のRostelecomが第2の株主であることから、T2 Mobileが政府機関などを対象としたLTEネットワークの構築を担当すると思われる。

政府機関のほかに警察、交通機関、医療機関、遠隔地に居住する住民などの利用も想定している。

なお、すでに割当済みの450MHz帯はバシコルトスタン共和国ではMobile TeleSystems (MTS)の子会社であるCellular Communications of Bashkortostan、ハンティ・マンシ自治管区・ユグラではMobile TeleSystemsの子会社であるCOMSTAR KhMAO、ロシアが実効支配するクリミア共和国およびセヴァストポリ連邦市ではKrymtelecom、チェリャビンスク州はT2 RTK Holdingの子会社であるApex、ほかの75の地域ではT2 Mobileが保有するため、T2 MobileとApexを合わせたT2 RTK Holdingの子会社としてはロシア全土の76の地域で450MHz帯を保有することになる。

政府機関などを対象としたLTEネットワークは2019年より構築を開始する模様である。



Tele2 Russiaブランドを展開するT2 RTK Holdingの子会社の拠点



2018年9月に変更した新たなロゴを反映したRostelecomの事務所

TASS

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