ベトナムで携帯電話の番号ポータビリティを拡大、プリペイドやVietnamobileも対象に
- 2019年01月07日
- 海外携帯電話
ベトナムで携帯電話の番号ポータビリティ(MNP)の対象を拡大した。
ベトナムでは2018年11月16日に携帯電話の番号ポータビリティを導入したが、番号ポータビリティの導入当初はベトナムで大手3者の移動体通信事業者(MNO)であるViettel Groupの支店のViettel Telecom Corporation、VNPT VinaPhone Corporation、MobiFone Corporationのポストペイド契約のみが対象となっていた。
具体的にはポストペイド契約で、Viettel Telecom Corporation、VNPT VinaPhone Corporation、MobiFone Corporationのいずれかを転出元および転出先とする番号ポータビリティのみを受け付けていた。
2019年1月1日からはベトナムで4番目の規模の移動体通信事業者であるVietnamobile Telecommunicationsも番号ポータビリティの対象に追加された。
さらに、2019年1月1日からはプリペイド契約でも番号ポータビリティを適用できる。
これにより、2019年1月1日からはポストペイド契約とプリペイド契約に関係なく、Viettel Telecom Corporation、VNPT VinaPhone Corporation、MobiFone Corporation、Vietnamobile Telecommunicationsのいずれかを転出元および転出先とする番号ポータビリティを申請できることになる。
ただ、番号ポータビリティを申請するためには、転出元の移動体通信事業者で契約日から90日以上が経過していることが条件となっている。
ベトナムで最も小規模な移動体通信事業者であるGlobal Telecommunications Corporationは番号ポータビリティの対象外で、番号ポータビリティの対象に追加されるスケジュールなどは不明である。
番号ポータビリティは電話番号を変更せずに契約先の電気通信事業者を変更できる制度であり、携帯電話の番号ポータビリティは1997年4月に世界で初めてシンガポールで導入された。
東南アジアにおいて携帯電話の番号ポータビリティを導入した国はシンガポール、マレーシア、タイに次いでベトナムが4ヶ国目となっている。
なお、日本では2006年10月に携帯電話の番号ポータビリティを導入した。
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