5G NRに対応した据置型Wi-FiルータD-Link DWR-2010を公開
- 2019年01月11日
- その他モバイル端末
台湾のD-Link Corporation (友訊科技)の子会社で米国のD-Link Systemsは据置型無線LANルータ「D-Link DWR-2010」を公開した。
第5世代移動通信システム(5G)に対応した据置型無線LANルータである。
チップセットはQualcomm Snapdragon X50 5G Modemを搭載する。
通信方式はNR/LTE方式に対応している。
NR方式は標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)が5Gの要求条件を満たすために規定した通信方式となる。
NR方式のうちLTE方式と連携するノンスタンドアローン(NSA)に準拠したモジュールを内蔵しており、NR方式の周波数はサブ6GHz帯またはミリ波(mmWave)を利用できる。
対応する周波数は投入先の市場に応じて変更される見込み。
サブ6GHz帯では100MHz幅のコンポーネント・キャリアを2搬送波で最大200MHz幅、ミリ波では100MHz幅のコンポーネント・キャリアを8搬送波で最大800MHz幅を使える。
無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5GHz Dual-Band)にも対応している。
2019年後半に発売する予定である。
基本的に通信事業者を通じて販売する計画で、価格は通信事業者によって異なるという。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。