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ベトナムのViettel、マレーシアとインドネシアの携帯電話事業者への出資で交渉中



ベトナムのViettel Group (軍隊工業通信グループ)はマレーシアとインドネシアの移動体通信市場への参画を狙っていることが外国メディアの報道で分かった。

これまでより、Viettel Groupはインドネシアの移動体通信市場に関心を示していたが、マレーシアとインドネシアの移動体通信市場への参入に向けて動いているという。

マレーシアとインドネシアでは既存の移動体通信事業者(MNO)に出資して参入する方向で検討しており、すでにマレーシアとインドネシアの既存の移動体通信事業者と株式の取得に係る交渉を実施している模様である。

詳細に関しては機密性が高い事項であるため、明らかにされていない。

携帯音声通信役務を提供する移動体通信事業者はマレーシアがDigi Telecommunications、Maxis、Celcom Axiata、U Mobile、webe digital、YTL Communicationsの6社、インドネシアがTelekomunikasi Selular、Indosat、XL Axiata、Hutchison 3 Indonesia、Smartfren Telecomの5社である。

Viettel Groupの外国事業では既存の移動体通信事業者を買収するより、新規にモバイルネットワークを構築して参入してきたが、マレーシアやインドネシアではすでに移動体通信事業者が多いため、既存の移動体通信事業者を買収もしくは資本参加して参入する方向で検討していると思われる。

なお、Viettel Groupはベトナムの政府機関でベトナム人民軍を統括する国防省(Ministry of National Defence)が完全所有する企業で、東南アジアではベトナムのほかにカンボジア、ラオス、ミャンマー(ビルマ)、東ティモール(ティモール・テステ)の移動体通信市場に参入している。

Viettel Groupの国際事業はほとんどが子会社でベトナムのViettel Global Investmentを通じて手掛けており、Viettel Global Investmentに対するViettel Groupの持分比率は98.68%となっている。

Reuters

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