moto z3にAndroid 9 Pieを提供開始、5G moto modに対応
- 2019年01月25日
- Android関連
中国のLenovo Group (聯想集団)の全額出資子会社で米国のMotorola Mobilityはスマートフォン「moto z3 (XT1929-17)」に対してOSのバージョンアップの提供を開始した。
OSのバージョンアップを適用すると、OSのバージョンはAndroid 8.1 Oreo VersionからAndroid 9 Pie Versionに上がる。
バージョンアップの対象は米国の移動体通信事業者(MNO)でVerizon Wirelessとして事業を行うCellco Partnership向けのmoto z3で、型番(モデル番号)はXT1929-17である。
主な更新内容にはAndroid 9 Pie Versionによる新機能や5G moto modへの対応などが含まれている。
moto z3は世界初の第5世代移動通信システム(5G)にアップグレードできるスマートフォンを称しており、5G moto modはmoto z3の大きな特徴のひとつとなっている。
本体に別売の5G moto modを装着するとCellco Partnershipが提供する5Gを利用できる。
5G moto modは通信モデムとしてQualcomm Snapdragon X50 5G ModemおよびQualcomm Snapdragon X24 LTE Modemを搭載し、標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)で5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式および下り最大2GbpsのLTE DL Category 20に対応する。
5Gはミリ波(mmWave)に対応しており、Qualcomm QTM052 ミリ波アンテナモジュールを備える。
バージョンアップを適用すると、5G moto modを用いてmoto z3で5Gを利用可能となる。
なお、バージョンアップは端末単体で適用できる。
Motorola Mobilityとしては電池残量は少なくとも50%以上を確保し、無線LANに接続した状態でバージョンアップを実施することを推奨している。
moto z3は発売時のOSのバージョンがAndroid 8.1 Oreo Versionであり、メジャーアップデートは初めてである。
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