スーパー・ユニボディを採用したスマホvivo APEX 2019を公開、5Gにも対応
- 2019年01月24日
- Android関連
中国のvivo Mobile Communication (維沃移動通信)はスマートフォン「vivo APEX 2019」を公開した。
より多くの技術とより少ないデザインをコンセプトとしたスマートフォンである。
キーレスかつコネクタレスのスーパー・ユニボディと称する設計を採用し、物理的なキーやほとんどの接続端子を排除したデザインに仕上げている。
物理的なキーは静電容量式および感圧式のタッチセンサに置き換えられた。
また、スピーカーの穴も排除しており、ディスプレイから音を出す技術を取り入れている。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 855 Mobile Platformを搭載しており、CPUはオクタコアとなっている。
通信方式は第5世代移動通信システム(5G)、第4世代移動通信システム(4G)、第3世代移動通信システム(3G)、第2世代移動通信システム(2G)に対応する。
5Gの通信方式は標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)で5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式に対応し、サブ6GHz帯とミリ波(mmWave)を利用できる。
具体的なNR方式の周波数はNR 39000(n260)/28000(n261)/ 4500(n79)/3500(n78)/2500(n41) MHzとなる。
NR方式、FDD-LTE方式、TD-LTE方式では4×4 MIMOにも対応しており、4×4 MIMOを利用できる周波数はNR 4500(n79)/3500(n78)/2500(n41) MHz, FDD-LTE 2100(B1)/1800(B3) MHz, TD-LTE 2500(B41)/1900(B39) MHzである。
Bluetooth 5.0や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5GHz Dual-Band)にも対応している。
システムメモリの容量は12GBで、内蔵ストレージの容量は512GBとなる。
生体認証としてディスプレイ一体型の指紋認証センサを採用するが、従来のディスプレイ一体型の指紋認証センサより指紋を認識する範囲が大幅に拡大したという。
vivo APEX 2019は試作機の段階であるが、将来的には製品化する計画である。
製品化する時期などは明らかにされていない。
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