マカオにおける2018年末の携帯電話加入件数が判明
- 2019年02月03日
- 海外携帯電話
マカオ特別行政区の政府機関で電気通信分野などを管轄する郵電局(Direccao dos Servicos de Correios e Telecomunicacoes)は2018年12月末における電気通信分野の統計資料を公開した。
携帯電話サービスの加入件数は2018年12月末で2,181,194件となり、前月末の2,221,850件から減少している。
人口は2018年9月末時点の統計情報であるが、約663,400人であるため、単純計算の人口普及率は約328.79%である。
ただ、携帯電話サービスの加入件数には訪澳外国人の利用分も多く含まれるため注意しておきたい。
携帯電話サービスの加入件数は契約形態など内訳も公表されており、第2世代移動通信システム(2G)のポストペイド契約が0件、2Gのプリペイド契約が0件、第3世代移動通信システム(3G)のポストペイド契約が70,711件、3Gのプリペイド契約が100,967件、LTEのポストペイド契約が693,374件、LTEのプリペイド契約が1,316,142件となっている。
すべての携帯電話サービスの加入件数のうちポストペイド契約は764,085件で約35.03%、プリペイド契約は1,417,109件で約64.97%となる。
2G契約は0件で0%、3G契約は171,678件で約7.87%、LTE契約は2,009,516件で約92.13%となった。
マカオ特別行政区では2015年10月20日より移動体通信事業者(MNO)各社がLTEサービスを順次開始した。
プリペイド契約の加入件数は訪澳外国人の利用状況に大きく左右されるため、これまでLTE契約でも加入件数は増減を繰り返してきたが、2018年12月はポストペイド契約で初めてLTE契約の加入件数が減少に転じた。
なお、マカオ特別行政区の移動体通信事業者(MNO)はCompanhia de Telecomunicacoes de Macau (澳門電訊:CTM)、Hutchison – Telefone (Macau) (和記電話(澳門))、SmarTone – Comunicacoes Moveis (數碼通流動通訊(澳門))、China Telecom (Macau) (中國電信(澳門))の4社である。
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Companhia de Telecomunicacoes de Macauの本社併設店舗
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