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インドネシアのXL Axiataが2018年通期の業績を発表、赤字転落に



マレーシアのAxiata Groupの子会社でインドネシアの移動体通信事業者(MNO)であるXL Axiataは2018年通期の業績を発表した。

2018年通期の連結売上高は前年比0.4%増の23兆10億インドネシアルピア(約1,811億円)、EBITDAは前年比2.3%増の8兆5,120億インドネシアルピア(約670億円)、EBITDAマージンは前年比1ポイント増の37%、株主に帰属する当期純損益は前年比979.2%減で3兆2,970億インドネシアルピア(約260億円)の赤字となった。

前年比でわずかな増収を記録したが、赤字転落した。

移動体通信事業の売上高は前年比0.1%増の21兆9,320億インドネシアルピア(約1,727億円)で、連結売上高の95.4%を移動体通信事業が占めており、XL Axiataにとって移動体通信事業は最大の事業となっている。

2018年第4四半期末時点の事業データも公開されている。

移動体通信サービスの加入件数はポストペイド契約が前年同期比45.7%増の100万件、プリペイド契約が前年同期比2.1%増の5,390万件、ポストペイド契約とプリペイド契約の合計が前年同期比2.6%増の5,490万件となった。

移動体通信サービスの加入件数のうち、ポストペイド契約の比率は1.8%、プリペイド契約の比率は98.2%である。

スマートフォンの利用率は前年同期比8ポイント増の80%となった。

2018年通期のインドネシアルピア(IDR)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)はポストペイド契約が前年比9.6%減の103,000インドネシアルピア(約811円)、プリペイド契約が前年比9.1%減の30,000インドネシアルピア(約236円)、ポストペイド契約とプリペイド契約の総合が前年比5.9%減の32,000インドネシアルピア(約252円)となっている。

なお、Axiata GroupによるXL Axiataへの持分比率は間接的に66.36%である。

XL Axiata

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