SoftBank Group傘下の米Sprint、5月に5Gを商用化すると発表
- 2019年02月25日
- 海外携帯電話
SoftBank Group (SBG)の子会社で米国の移動体通信事業者(MNO)であるSprintは2019年5月に第5世代移動通信システム(5G)を商用化すると発表した。
イリノイ州シカゴ、ジョージア州アトランタ、テキサス州ダラス、ミズーリ州カンザスシティが5Gを商用化する最初の都市となる予定である。
また、テキサス州ヒューストン、カリフォルニア州ロサンゼルス、ニューヨーク州ニューヨーク市、アリゾナ州フェニックス、ワシントンD.C.では2019年上半期のうちに5Gを商用化する計画という。
シカゴではすでに5Gの基地局を開局しており、韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)より調達した通信機器を利用して商用化に向けた試験や最適化を進めている。
5Gの通信方式としては標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)で5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式を導入する。
周波数はサブ6GHz帯の2.5GHz帯を利用し、NR Bandはn41で確定している。
5Gに対応した端末としてLG V50 ThinQ 5G、Samsung Galaxy S10 5G、HTC 5G Hubを取り扱うことが決まっている。
SprintはLG V50 ThinQ 5GおよびHTC 5G Hubを2019年春に発売し、Samsung Galaxy S10 5Gを2019年夏に発売すると案内しているため、5Gの商用化当初はLG V50 ThinQ 5GとHTC 5G Hubを販売する可能性が高い。
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