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中国聯通が2018年通期の業績を発表、データ通信は180%増に



中国のChina United Network Communications (中国聯合網絡通信:China Unicom)は2018年通期の業績を発表した。

2018年通期の連結売上高は前年比5.8%増の2,908億7,700万人民元(約4兆8,344億円)、EBITDAは前年比4.3%増の849億1,300万人民元(約1兆4,113億円)、純利益は前年比457.8%増の101億9,700万人民元(約1,695億円)となった。

前年比で増収増益を達成した。

移動体通信サービスによる売上高は前年比5.5%増の1,650億6,400万人民元(約2兆7,434億円)で、連結売上高のうち56.7%を占めており、China United Network Communicationsにとって移動体通信サービスは最大の事業となっている。

2018年第4四半期末時点の事業データも公開されている。

移動体通信サービスの加入件数は前年同期比10.9%増の3億1,503万6,000件となった。

China United Network Communicationsは2018年に初めて加入件数が3億件を突破した。

また、移動体通信サービスの加入件数うちLTE方式を利用できる第4世代移動通信システム(4G)契約は前年同期比25.8%増の2億1,992万5,000件に達しており、4G契約の加入率は69.8%である。

2018年通期の利用実績はデータ通信が前年比178.5%増の21兆6,865億MB、音声通話が前年比3.6%減の7,968億8,000万分となった。

音声通話の需要は低下傾向が続き、一方でデータ通信の需要が急激に増大した。

なお、1回線当たり月間平均データ通信量は前年比148.8%増の6,052.4MBである。

中国人民元(CNY)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)は前年比4.8%減の45.7人民元(約760円)で、そのうち4G契約に限定したARPUは前年比15.9%減の53.3人民元(約886円)となり、ARPUは低下傾向にある。

China United Network Communicationsは第5世代移動通信システム(5G)に関しても言及しており、主要都市で5Gの大規模なフィールドテストを進めているという。

5Gのフィールドテストでは3.5GHz帯の周波数を利用しており、通信方式は標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)で5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式を採用し、NR方式のみで動作するスタンドアローン(SA)およびLTE方式と連携するノンスタンドアローン(NSA)で試験を実施している。

China Unicom

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